魚介類 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆久留米市は内陸地域にも関わらず、その日に採れた新鮮な魚が手頃な値段で食べられる!!
- 地理的要素で、長崎、熊本、大分、福岡など九州内でその日に採れた新鮮な魚が久留米市に集まってくる。
- 九州内からやってくる魚介類は、輸送に時間と費用が大きくかかっていないため手頃な金額で購入できる。
- 飲食店や魚屋、スーパーに並ぶ魚もその日に採れた新鮮な魚介類。
※魚の流通の仕組み…生産市場(平戸など)で採れた魚は、早朝3時からセリにかけられ、消費市場(久留米、築地など)に運ばれる。消費市場では6時からセリが行われている。
お酒 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆久留米市は、兵庫県・灘、京都府・伏見と並ぶ、日本の三大酒どころ!!
地元の酒は高品質で美味しい!身近で手頃に味わえる。◆酒米生産量1位(福岡県)、酒蔵数2位(久留米市)!!
〈酒造りに適している理由〉- 筑後川による良質な軟水
- 筑後平野で収穫される大粒の米
- 水と米という、日本酒造りに一番大切なものが豊富だった
◆久留米のお酒は、旨味・甘みが多くて美味しい!!
醸造する際、糖分の全てがアルコールに変わらず、米の甘みと旨味が残って甘口のお酒になる。甘くて濃い目の久留米の料理との相性も抜群。※東北のお酒は逆で、醸造の際、米の旨味がほぼアルコールに変わってしまい辛口のお酒になるため、東北の塩辛い料理との相性が良い。
◆酒造りは、約260年前、花の露でスタートしたと言われている!!
有馬藩の殿様が、久留米でも酒造りができないかと、東北から杜氏を呼び、酒造りを学んだことから酒造りが始まった。東北と久留米では、水の種類、気温などが違うので、東北と同じを仕込みの仕方をしても失敗。苦労を重ね今の久留米の酒造りが完成したと伝えられている。久留米の農産物 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆「リーフレタス」生産量は福岡県内1位!! 全国でも2位!!
福岡県は長野県に次ぐリーフレタスの産地で、久留米産が県内生産量の約7割を占めている。現在、久留米市の100人近い農家さんたちがリーフレタスを生産している。◆「サラダ菜」 日本で初めて“グローバルGAP”を取得!!世界に通じる野菜になりました!!
久留米市は日本でも有数のサラダ菜生産地。菜の色が濃く、味も日持ちも良いと評価も高い。日本で初めて“グローバルGAP”を取得し、国際標準が取れたことで、2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村での使用を目指している。 ※グローバルGAPとは、国内唯一の国際標準のGAP◆久留米市の新名物野菜「ヤーコン」が誕生!!
もともと南米アンデス高知原産の高山植物であるヤーコンは、平地で育てるのは困難。試行錯誤の末、栄養価抜群の久留米産ヤーコンが誕生。栄養をたっぷり含んだ葉の部分はヤーコン茶として商品化。ヤーコンうどんなど、地元の店舗とコラボした商品も販売している。◆久留米市は福岡県最大の農業生産額を誇る農業生産都市です!!
〈久留米市の農業が盛んな理由〉- 筑後川と耳納連山に育まれた肥大な土で、農産物がよく採れる
- ハウス生産の技術が高い
- 冬でも暖かく適度に雨が降る
- 農業に適した温暖な気候
- 筑後川の恩恵を受けた肥沃な土地
- 筑後川の洪水が土づくりに影響(昭和28年、筑後川が氾濫したことで、山の栄養分が土に流れ込み、栄養分の高い土地が完成したのではと言われています)
久留米焼きとり 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆焼きとりが好きな久留米人
「焼きとり」日本一のまち!!
〈久留米やきとりの特徴〉
- 2003年6月、久留米市は人口1万人あたりの焼きとり店の数が全国で一番多いまちとして、「焼きとり日本一」を宣言。
- 2005年2月、久留米市は合併し人口30万人となり人口比率が変わったが、今でも久留米市には160軒以上の焼きとり店があり、日本一焼きとりが好きな人が多いまちとして全国にPRしている。
- 串ものの種類が多い。
- 鶏肉だけでなく、豚肉、牛肉、馬肉の串もある。
- 巻き物に代表される創作串が豊富。
- 串もの以外のサイドメニューが多く、居酒屋やファミレス感覚で、忘年会、新年会、子ども会の集まりなど家族や仲間と利用している。
◆久留米焼きとりの名物串と言えば「ダルム」!!
- 実は全国的にはあまり食べられていない。
- 小腸・大腸、塩・タレ、国産・フランス産、処理や仕込みの仕方など、お店によってまったく味が異なるのも特徴。食べ比べができる楽しみがある。
- ダルムのみが何十本も注文されるような、ダルムが爆発的に人気の焼きとり店もある。
骨付きカルビ 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆久留米の新名物
「骨付きカルビ」
- 豚のあばら肉を韓国風のタレに漬け、炭火でじっくり焼き上げる骨付きカルビが人気を集めている。
- 「骨付きカルビ」という名前でお店で食べるようになったのは久留米が初めて。
- 現在、久留米では「骨付きカルビ」が看板メニューの飲食店が20軒以上ある。
久留米ラーメン 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆久留米は、とんこつラーメン発祥の地!!
- 昭和12年創業の屋台「南京千両」がとんこつラーメンの原型!! 初代店主・宮本さんが、東京・横浜で人気を集めていた支那そばと、出身地長崎のちゃんぽんを組み合わせて独自にアレンジ。そこでとんこつラーメンの原型が誕生。その時はまだスープは白濁ではなく透明感のあるものだった。
- 偶然、煮込みすぎてできてしまった白濁スープが、現在の白濁系とんこつの元となった!!
昭和22年開業の屋台「三九」。透明感のあるとんこつスープでラーメンを出していたが、ある日、初代店主・杉野さんが、母親にスープの火加減を任せて買い出しに行き帰宅すると、スープがグツグツと強火で煮込みすぎて白濁に…。飲んでみるとコクの深さに驚いたという。
〈久留米ラーメンの特徴〉
- 麺…中太・やわ麺。替玉はほとんどなく大盛りで対応。
- スープ…呼び戻し(継ぎ足し)。営業で減った分の新しいスープを継ぎ足す「うなぎのタレ」のような手法。
- 食べ方…スープまで完食。飲んだ後のシメではなく、食事の感覚。
- サイドメニュー…「やきめし」も人気。ラーメンの元ダレを使っており、各店のそれぞれの味が楽しめる。
◆ラーメン屋台のモニュメントがある!!
JR久留米駅前に、とんこつ発祥の地をPRする「ラーメン屋台のモニュメント」がある。観光スポットに!◆10月2日は「とんこつの日」(日本記念日協会認定)
毎年10月2日は、久留米ラーメン会が全国総本宮水天宮で豚の供養を行っている。この日は、市内の有志ラーメン店で、様々なサービスも有。◆24時間営業のラーメン店
- 昭和33年創業「丸星ラーメン」。24時間営業、国道沿いのドライブイン感覚で昔から愛され続けている。
- ラーメンの値段もいまだに300円代。安い!早い!旨い!が揃った“国道系ラーメン”。
- 早朝からラーメンを食べる「朝ラー」たちもたくさん。おばちゃん従業員が出迎えてくれる。
筑後うどん 編
「へーッ!!」久留米の驚き食情報
◆筑後うどんの麺は“ふんわりねばりコシ”
福岡県は日本有数の小麦の産地であり、戦前は各家庭でよくうどんが作られていた。忙しい農作業の合間に時間をかけずに作ることができ、主食のご飯を食べる時のおかず(汁物)として位置づけられていたため、軟らかな粘りのある食感が好まれていたとされている。◆どんぶり全部を味わう!!
独特な麺の食感を楽しむ「讃岐うどん」と違い、筑後うどんは、麺だけでなくスープや具材、どんぶり全体を味わう。◆うどんにのせるめずらしい具材がある!!
久留米市民にはお馴染みの“ごぼう天うどん”や“丸天うどん”。実は九州以外ではあまり食べられていない。おかず取り放題の嬉しいシステムがあるうどん店も多数。